胆道閉鎖症とは

日本では、一万人に一人の割合で生まれてくる病気です。原因はまだ解明されておりません。
sign.png
肝臓内、もしくは肝臓の外にある胆汁の通り道(胆管)が、なんらかの原因によって部分的、または全体的に閉鎖してしまい、胆汁が腸内へ流れない病気です。
生後すぐに閉鎖する子もいれば、徐々に閉鎖していく子もいます。胆汁は脂肪の消化・吸収を助ける働きがあり、これが流れないと、脂肪や脂溶性ビタミンの吸収障害がおき、血液の凝固能力が働かなくなります。これにより、内出血、特に小さい赤ちゃんは脳出血などの合併症などを起こします。また、胆汁が肝臓にうっ滞することにより、肝機能障害になり、肝硬変・肝不全へと進行していきます。


  • 最終更新:2013-12-24 17:37:27

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード